海外とは?

海外(かいがい)とは、英語の”overseas”の訳語で、海 海洋を隔てた地域のことを指す。「外国」「国外」と同義語として用いられる。また、特に断りがなければ「遠距離」という意味合いで用いられることもある。しかし、近距離でも海を隔てた別の国であれば「海外」である。
現代では地球規模の地理が把握され、20世紀以降は飛行機(空路)による海外旅行が確立しているが、五大陸の把握も曖昧だった頃は外国へ渡る手段は陸路か海路しかなく、後者の場合は冒険や探検の意味合いが強かった。15世紀に始まった大航海時代を経て、帆船による航路が確立されると、大洋を隔てた海外への渡航は飛行船へと引き継がれた。上記の歴史的経緯から、ここで言う海とは多くの場合大洋を指し、海の外であっても歴史的観念上では近距離のものは含んでいなかった。

海外の詳細


『植民地』より : 植民地(しょくみんち)とは、国外に移住者が移り住み、本国政府の支配下にある領土のこと。殖民地とも表記する。古くは古代ギリシアや古代ローマなどにも見られるが以下では近世以降について扱う。
植民地獲得の動機・要因には、主に以下のようなものがある。
本国に隣接した地域への領土拡大
本国民を移住させるための開拓地獲得
宗教的使命による布教地拡大
本国や既得植民地、海上交通路の防衛のための要塞や緩衝地確保
天然資源や労働力、市場の確保
他国の植民地とされる前に勢力圏として確保
植民地の統治形態には、(ア)本国は外交権や駐軍権のみを獲得し内政は先住民による統治に任せて原則として干渉しない保護領、(イ)現地の王や族長を通じて支配する間接統治、(ウ)本国から総督や民政長官、軍政長官などを派遣して支配する直接統治、などがある。また(エ)本国は外交、防衛のみを担当し内政は現地住民によって構成される政府・議会に委ねる自治植民地もあるが、この場合その参政権は本国出身者に限定されたり、先住民の参加を認めても公用語(本国の言語)習得や一定額以上の納税などの条件を付けて、事実上の参政権が著しく制限されるのが通常だった。一般的に植民地統治が継続する中で(ア)→(イ)→(ウ)→(エ)の変遷をたどるケースが多いが、植民地が本国に隣接している場合、最終的に本国領土の一部として編入され、その過程で先住民も同化が進み、固有の言語や文化、民族意識を失っていく傾向にある。

海外領土の詳細